会社内でのアイデアソンの目的とその進め方

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皆さんこんにちは。
先日某大手通信会社でアイディアソンのファシリテーションを行いました。
そこで感じたことをシェアしておきたいと思います。
分量がかけそうなので何個か分割して書いていきたいと思います。

1部:会社内でのアイデアソンの目的とその進め方

アイデアソン(Ideathon) は Idea と Marathon を合わせた造語です。
テーマを定めた上でチームごとにアイデアを出し合い、それをまとめていく共創型、ハンズオン形式のセミナーです。
テーマがある程度決められれているものもあれば自由に進められるタイプのアイデアソンもあります。

私がよくファシリテートするのはある程度決め事、テーマがあるものを取り扱う場合が多いです。
アイデアソンを開催する部門事にその目的、進め方が違いますので今日はそのあたりをまとめてみたいと思います。

1.研究所発型

私が取り扱うケースが多いのは企業の研究所発のアイデアソンです。
この場合、研究所で開発されている要素技術(基礎技術)をどう市場に投入するかというのが
テーマになることが多いです。
主に求められるのは利用シーンを広げること、考えつかなかった市場で要素技術が生きることを
想定しています。

2.マーケティング部門、営業部門発型
マーケティング部門、営業部門発の場合は研究所発に比べてある程度市場投入をされていることが多いです。
商品、サービスはあるがそれをどういった市場に投入するといいかというディスカッションがメインになり、
研究所発のものより制約多い傾向にあります。

またこの段階ではアイデアソンというよりは市場調査的な名目になり、
座談会、グループインタビュー、市場のキーマンインタビューなどの形をとることも多く、
必ずしもアイデアソンがフィットするとも限らないです。
アイデアソンのよいところは志向を広げるところにあるのですが、
それを集約してマーケットにぶつけてインサイトをとる部分には向いていません。

マーケティング部門、営業部門発の場合はアイデアソンにて発散、マーケティングコンサルティングにて収束
というパターンをとることが多いです。

3.プラットフォーム型
事業担当者やが有能な外部と接触を増やす際にアイディアソン+ハッカソン形式で開催されます。
企業の新規事業担当者ですとプラットフォームを開放してその上で自由に考えてもらうタイプが多く、
IT業界に多く見られるハッカソン形式のイベントがそれにあたります。
求めているものは自社プラットフォームでの利用シーン拡張及び、有能な外部パートナーの開拓、ソフトウェア自体の開発にあり
プラットフォーム戦略を推進している企業はその業務プロセスの一部であるくらい組み込まれるのが理想です。

4.イントレプレナー養成型
企業内で開催されるアイデアソンです。
新たな事業ドメインに出る際に社内から新規事業を募る際にそのプロセスの一つとして用いられることがあります。
イントレプレナー養成型は前述のプラットフォームを有している企業と同じく、プロセス志向が強く
社内でどうやるとイントレプレナーが育つかというテーマで推進されるケースが多いです。
アイデアソンである程度社内イントレプレナーへの教育をしながらビジネスコンテストを社内開催したり、その後の事業育成プロセスに
つなげていくことが黄金ルートとなります。
アイデアソン自体は事業アイディアディスカッションの域を出ず、マーケットフィットのプロセスは抜けているため
後半のプロセスでは特にマーケットフィットをしながらビジネスモデルにまとめ上げる作業を社外の事業開発経験のあるコンサルタント
とタッグを組みながら進めていくことを推奨します。

主催する側も参加する側も何が目的でアイデアソンが開かれているか認識をしておくとそのアウトプット、参加者の満足が高い状態が作れると思います。


 

宣伝にはなりますが、アイデアソンのファシリテーション 、新規事業のコンサルティング依頼をお考えの方は是非ご連絡ください。

https://www.facebook.com/satoshi.okuda.71

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