ウェブサービスの立ち上げ時に大切なこと

正直、私自身、いくつかウェブサービスに携わったことがあるが、概ね失敗が多い。

すでに成功法がわかっていれば、もっとお金持ちになっているはずなので(笑)、今回は私がここは失敗したなという点について書いてみたい。

 

1、計画を立てることは重要

2、計画にとらわれないことも重要

3、最初にこのサービスで、どんなインパクトを与えたいかをきちんと考えておく

4、立ち上げ期に一緒のメンバーの意思統一をしておく

 

1、計画を立てることは重要

何事にも、計画を立てることは重要だ。自分一人でやっている場合でも、どこかの企業に属している場合でも、何か新しいことを始めようとする場合は、いつまでに、どんな状態になっていたいかを考え、それを手に入れるために、どんなことをしていければよいかということを計画しておく。

計画の内容は、サービスの設計段階から始まって、いつまでにローンチするのか、ローンチ後はどのようにユーザーを集め、拡大していくのかなどだ。

私自身の失敗で言えば、設計段階の計画が甘く、結果としてローンチが遅れたことだ。ありがちなのが、設計段階では、一番テンションの上がっている、夢が広がる時期であり、この機能もあったらいいな、この機能はないとだめだ、第二フェーズではここまであればいいかななど、どんどんアイディアが浮かんでくる。第二フェーズを考えると第一フェーズではここまでの機能がないと拡張性がなくなるなど、広がれば広がるほど、最初の段階での設計範囲が大きくなってしまう。結果として、これが影響し、特に使われもしない機能を搭載した、最初のサービスができあがり、またローンチの時期も遅れるのだ。

教訓:必要最小限の機能を見極め、計画を立てる

2、計画にとらわれないことも重要

何事にも計画は重要だが、いわゆる机上の空論にすぎない。

実際サービスを開発する段階でも、サービスをローンチしたあとでも、想定していなかったことがどんどん起きてくる。

きれいな計画を立てることも重要だが、人間が想像できることはたかが知れているので、想像していないことが起こった時に、どういう対処をするべきかを考えてくほうがもっと重要だと思う。

個人的な失敗は、想定したよりもユーザーが増えてこないということが起きた時に、計画にのっとって、うまくいったかどうかの効果検証ができないという理由で、当初の計画通りにユーザー獲得施策を実施していた。結果としては、いつまでたってもユーザーが増えず、もっと早くに手を打てば、なんとかなったかもしれない機会を無駄にした。

教訓:想定外の自体が起きた時に、計画を見直す基準を設けておく

3、最初にこのサービスで、どんなインパクトを与えたいかをきちんと考えておく

私の中では、これが一番重要な気がする。1の中で書いたが、計画を立てるうちに夢が広がりすぎて、当初のアイディアよりもずっと遠大なサービスの絵が、頭の中に広がっている。よくやりがちなのはこの遠大な絵をみて、目的を決めていくことだ。これをすると、「人々の生活をこのサービスで豊かにする」という会社のビジョンみたいな目的になってしまう。これだと、直近で実現したいことが見えづらくなり、直近の最小限必要な機能がぼやけてくるし、むしろ最初のアイディアの元になる機能が必要ない、というような話になってしまう。

私自身の経験では、夢が広がりすぎて、第三フェーズの開発計画までつくってしまった。結果としては、サービスリリース時のリリース文章が壮大なものになり、第一フェーズではまったく使えない機能まで言及し、使ってみたユーザーからすると、言ってることはいいけど、結局使えないもの、という印象を与えてしまう。

教訓:遠大な目的・目標もいいけど、近いところで手に入れたいことを常に振り返られるようにする

4、立ち上げ期に一緒のメンバーの意思統一をしておく

これは、計画が崩れ始めたときに、メンバー間の軋轢が生まれてくるので意識しておいたほうがいい。

最初に立てた計画は、概ねチームの合議というよりも一人のメンバーの熱意を形にしたものが多い。

最初はそれに賛同したメンバーが集まってくるために、正直、楽しい。

サービスがローンチされた瞬間などが、チームとしての最高潮になりがちで、その後計画通りにうまく行っていればチームはより強固になるが、計画に沿わない結果となってきた場合に、責任のなすりつけ合いが起きたりする。

よくある言葉としては、

「最初からこの計画でうまくいくと思ってなかった」

「この機能はいけてないと思っていた」

「サービス紹介ページがいけてないと思っていた」

などだ。

まぁ、ぶっちゃけ最初から言え、ということなのだが、こんなことは往々にして起こる

そのため、最初の計画段階から関わるチームメンバーには、きちんと合意を取り付けておくことが重要だ。もちろんチーム間で意見を言いやすい雰囲気作りや、責任を押し付けないような意識付けなども重要だ。

教訓:悪くなったときにこそ結束できるチームづくりを心がける

 

 

私の個人的な経験から、ウェブサービスにかぎらず新サービス、新規事業などを立ち上げる場合に重要なことを書いてみました。

少しでも参考になることがあれば、幸いです。

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