サービスを世界に広めるための、四か条

サービス『Truecaller』を立ち上げた Alan Mamedi 氏の、Techcruch への投稿を参考にし、その要約版としてお伝えします。

その名も、『サービスを世界に広めるための、四か条』。\デデ-ン/

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「ある国でうまくいったから、他の国でも同じような戦略で市場を狙おう。」これはあらゆる業界の、あらゆる人間が、よく犯してしまう間違いです。事実、日本や米国、欧州で大成功して普及するアプリの多くはインドや南米、中東ではうまくいかないことが多いのです。

そこには、翻訳の難しさや、文化の違い以前の問題があります。

 

1. ハイスペックを前提としないこと
開発者の多くは、ハイスペックで使いやすいスマートフォンを利用しています。それは結構なことなのですが、それほどのスペックの端末を利用している一般の人は決して多くありません。つまり、開発者の環境と、サービス利用者の環境に乖離が存在するのです。成長著しい市場では、よりスペックの低い(価格も低い)スマートフォンが一般的に普及しています。

iPhone5Sではサクサク動くけど、より低スペックの端末では起動するのも一苦労…。
(´Д`)ハァ…

なにやら面白そうなアプリではあるけれど、使えないようならば仕方がない…。
┐(´д`)┌

ごく限られた人しか快適に利用できないようなアプリを作成するのではなく、幅広い人が楽しく使えるアプリを開発することが大切です。

 

2. デザインは「小さく」
なにごとも、大きければ良いというものではありません。先進国では携帯の画面がますます大きくなっていき、ファブレットなるものまで登場しています。が、しかし、ですよ。ブラジルやインドネシアなど、急激な成長がみられる市場では、大型画面の端末は普及していません。

デザイナーにとって、大画面は魅力でしょう。UIにいろいろなアイコンやら装飾やらを追加することができます。しかしながら、それを小さな画面でみると大変醜いものであることは想像に難くないでしょう。

 

3. 『パケ放題』を当たり前だと思ってはいけない
最近ではどこもかしこも、『パケ放題(笑)』。パケット利用し放題だけど、7GBまでよ、って。利用し放題じゃないじゃないの。でも、このような不平不満は先進国ならではのもの。

プリペイドの携帯を利用している人は、データ通信をすればするほどお金がかかるのです。インドでは、アプリが勝手に通信することを防ぐためにモバイル通信をオフにするユーザーが多いらしいです。

じゃあ、どうしろというのか。

たとえば、音楽ストリーミングサービス『Saavn』は、課金すれば自分の端末に楽曲を保存でき、オフラインでも利用できるようになります。このように、データ通信の制限は、制限でもあり、チャンスでもあるのです。

 

4. キャリア・端末とのパートナーシップも忘れずに
キャリアや、端末開発会社と協力することで、新しい顧客にアプローチできるでしょう。自国の外では認知度が低いならば、現地でパートナーをつくるのも手です。


カテゴリー内で最高の技術力を誇るスーパーアプリを目指すのではなく、ユーザーの利用環境なども考慮して、できるだけ多くの人に使ってもらえるようにデザインしなければなりませんね。

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