五感をくすぐる技術

私は現在、ゾウの群れの画像をパソコンの壁紙にしているのですが、これが匂いを放っていたなら、どんな匂いがするのでしょう。くさそうです。

もし匂いを他の人に送ることができたなら、これまでスルーし続けてきたfacebookの画像や動画だって、少し面白みが増すはず。

さて、oPhone DUOという機器に、クラウドファンディングサービスである Indiegogo で、$20,810(約210万円)の支援金が集まっています。(7/2現在)oPhone のオーは、odor(におい)のオーですかね。

提供されるアプリで、写真に匂いを設定することができるます。oPhone DUO をもっている人であれば、その写真がとられた場所の匂いを嗅ぐことができるわけです。

たとえば、ピラミッドの前でラクダと一緒に撮った写真。

たとえば、りんご園で友達と撮った写真。

…その他、なんでもよいわけですが。

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ただし、匂いはあくまでプリセットされている選択肢のなかから選ぶものであって、現場の匂いをそのまま伝えるわけではありません。したがって、大雑把な匂いしか伝えることができません。さらなる改善がなければ、「おもちゃ」で終わってしまいそうです。

技術の進歩は人間の五感を刺激する方法を探ってきました。視覚と触覚のみを刺激する、絵画や石像にはじまり、聴覚を追加した動画、そしてoPhone DUOのように嗅覚に情報を伝える技術が発展してきています。また、触覚については、3Dプリンターの普及によって、より多くのことを手軽に伝えることができるようになっていきます。

oPhone DUO の基礎となる技術が発展し、ヴァーチャル空間でも匂いがするようになったら、現実と仮想の区別はますます難しくなるのでしょう。それが良いことかどうかは別として。

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