出版業界は死んでいない

おもしろい記事があったので、紹介します。

The publishing industry isn’t dead – but it is evolving

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なにかと「終わり」が囁かれる出版業界ですが、そんなことはないと Joe Hyrkin 氏は断言します。出版業界は崩れるのではなく、進化するのだといいます。

これは大きく二つの理由があります。ひとつは、タブレット端末や電子書籍リーダの普及によって、外出しながら消費できるコンテンツの量は増えていること。ふたつめは、長くてしっかりとしたコンテンツの需要回復にあります。

TwitterやFacebookは、ニュースやその他コンテンツをスキャニングすることに向いています。ユーザーはパッとみて面白そうな記事のリンクをクリックし、最初の数行で期待通りであることを確認すると、コンテンツをしっかり最後まで消費する傾向があります。つまり、Twitterの画面に表示される 140 文字はあくまでサンプルであり、それで満足するわけではありません。また、事実として、各社から発表されている電子雑誌は多くの人に読まれ、支持されているわけです。

しかし、デジタルへの移行はタダでは済みません。(いや、ユーザーはタダなのですが。)

デジタルコンテンツが無料であることが一般的になり、はたして収益化できるのか、という壁にぶつかるわけです。

それに対して、Hykrin 氏は三つのヒントを挙げています。その内容を簡単にまとめます。

1. 新しいプラットフォーム
新たなテクノロジーによる新たなプラットフォームを積極的に受け入れることで、従来のマーケティング戦略やそのコストを消費する必要性はありません。産業構造の変化に対応することで、利用者と提供者の双方が得をすることが可能なのです。

2. 品質の高いコンテンツ
デジタルの利便性はユーザー側に留まりません。従来の雑誌はページ数・利用できるスペースに限りがありましたが、デジタルコンテンツの場合はページ数の制 限はありません。美しい画像と、様々な記事へのリンクを掲載することができます。ひとつの記事から、いろいろな記事へと、読者の関心次第で複数の道が用意 できるわけです。

3. 最新のデザインのトレンド
コンテンツがどのように消費されるかが変わると同時に、ユーザーの期待値も変化しています。よいデザインは、不可欠な要素となっているのです。レスポンシブデザインやアプリにふさわしいデザインなど、必要なデザインをしっかりと設計する必要があるのです。

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